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ドシロウト
健康論
筆者小林英一は昭和38(1963))年には日本ビクターで、今世界で使われているVHSビデオの開発要員の一人として、原型の機構部設計をさせて戴きました。 自身の冷え性、歯周病、しびれ等と永年闘い、人間の体と真剣に向き合って健康コンサルタントもしています。医学的教育を受けていないドシロウトで、医学的検証もしてない独善的な内容ながら、主に技術屋の感性で、健康論をまとめました。ホームページにも掲載し、「癒しと元気をもらっています」とのお言葉も戴いております。

目   次

1 ドラキュラ 1
2 足腰の冷えとのぼせ 1
3 100円ショップの靴敷 2
4 特許を取得 3
5 60才過ぎたら、水中ウォーキング 3
6 口腔ケア 5
7 お風呂 6
8 私自身の健康チェック 8
9 口は第三の排泄器官(?!) 10
10 第二の国歌準備会
11


1. ドラキュラ

私もあなたも、人間の体の中の各組織は
どの部分も
◎ 各自に与えられた使命を100%命懸けで遂行しようとする働き者集団です。

  例えば胃は脳と連絡を取りあって食物の消化を、心臓は血液の送出を精一杯やり続けます。
  更に心臓の弁は心臓全体の中でそれなりの役目を果たしています。 更にその弁は、それを構成す   る細胞達による働き者集団です。
  それらの働きの総合力のおかげで私達は一刻の休みもなく生きて行けるのです。

◎ 但し同時に各働き者は”俺が働くには充分な量の新鮮な血が必要だ”と、我先に強引に血を  奪い合うワガママ野郎達の集団です。 必要量の新鮮な血を貰えなければ”何が何でも最優  先でこちらに廻せ!”と手に入れるまで絶対に引き下がりません。
   やっとそれが廻って来ると、これをむさぼり飲みます。 但しその後直ちに再度自己の責任を果たし   始める律義者でもあります。

何億年、何百万年に亘る先祖や親達の経験を通じて、各部分は”自らが果たすべき役目と、”それをやることによって貰いたい(そして貰える)分け前の量も” 本能的に知っており、常によく働くと共に分相応の血の分け前を脳に要求します。 充分に貰えなければ、直ちに性懲りもなく”いい血を寄越せ” との要求を再度強めます。 
要求が止まることは絶対にありません。止まることは死を意味します。

少なくともこの瞬間にも目、頭、心臓、そして血管は働いていますから、それらの細胞、組織から脳に対し、血液を重点的に供給してくれよと要求が行っているのです。 そして脳は間違いなく心臓にそれを伝え、心臓はそれに応えています。
ですから私達は今生きていられます。

つまり私達の体は無数のドラキュラ(吸血鬼)が血の争奪戦を演じている修羅場、戦場です。 しかしこのドラキュラ達は正直者で、”やるべきことは命がけで絶対にやるが、最低必要経費は絶対に戴きます” という頼もしい、しかし決してお人好しでないしっかり者達です。
そうやって内部で激烈な生存競争をしてくれているからこそ、その総合結果として私達は生存して行けるのです。

ドラキュラたちは、
◎ 体が摂取し得る栄養分(食物、水分等)が過小の時は、互いに我慢協力して餓えを凌ぎあい、
◎ 他のドラキュラが苦しんでいる時には、こちらも一緒に苦しんだり、
◎ 他のドラキュラが病んだ時には共同して回復を助けたり、とばっちりを甘受することもあり、ともかく一つの体の中のドラキュラ達は、 外敵に対しても共に生き延びるために互いにバランスを取り合って一致団結して戦います。




2. 足腰の冷えとのぼせ

人体の中で心臓から最も遠いのが足の裏です。 しかも血管は先に行くほど細くなるので足裏には良い血液の到達が困難です。 ですから大抵の人の足裏は恒常的にほかの部分より悪環境に置かれています。                          

従って
足裏は常日頃からいい血液をくれーと大声で叫び続けています。 勿論声を出す訳ではなく、 冷え、痛み、しびれ、そしてそれらに伴うふらつき、目まい等の形で現れます…容易に感知できます…どころかこれらで悩んでいる人達が圧倒的に多い筈です。 私もその重症の一人です。
ここに血液を送りこむ良い方法のひとつが青竹踏みです。 足の冷えや痛み、しびれを改善し、感覚異常等の軽減、そして心臓への負担軽減に役立ちます。 いぼいぼのある、100円ショップ等で売っているもので充分です。
最初は1日10分位、以降は体各部の回復のバランスをみながら徐々に時間を増やすのがコツ。一箇所だけでなく、足裏のあちこちで満遍なく踏んで行くのが良いです。私のような偏平足なら土踏まずをよく踏むと、気持ちも良く効果的です。つまり、そこには古い血液が居座って澱んでいますが踏めばそこが圧迫され、古い血液は押し出されます(練り歯磨のチューブを押して中身を出すのと全同じ理屈)。 人体の素晴らしいところは、そうするとそのあとに自動的に栄養に富んだ新鮮な血液が入り込む事です。 こうなれば当然 ”好回転”が実現し、心地よくなります。


心地よいということは、その現象を自身の体と心が ”望ましいこと”と受け止め喜んでいる現れです。
尚、冷え性の人は殆どが”のぼせ”の症状をも併せ持っています。
これは、
◎ 足腰で血が欠乏している。 だからこそ”血をよこせ−”と叫んでいる。
◎ 心臓は一生懸命血を送るが、中々足腰には行き渡らない。
◎ そこでもっと圧力をあげて送る。 それでも中々足腰にはき渡らない。 一方頭にも当然同じ圧力で   送ってしまう。 こちらはそんな高圧でやられたら鬱血してしまう。 即ち頭に血が昇 り過ぎる。 こ    れがのぼせであり、頭、首筋や首筋がほてり、更に興奮状態にもなる。 容易 に脳梗塞にも至る。



3. 100円ショップの靴敷

私は100円ショップで買った、足裏のツボに応じてイボイボがついた厚さ1mm位のプラスチック製の靴敷を使っています。 これを使うと歩く時にも青竹踏みと同じ効果があり、血行が良くなって温かです。
冬場に長靴をはく時のあのかかとが
ガーンと凍りつくような冷たさから完全に開放されます。 旧満州での軍隊生活やその前後の農業を含め、80年間長靴をはき続けた私の実父も生前”長靴の底が温かくなるなんて”と大変驚き、喜んでくれました。 農林漁業、卸売り市場や土木作業、ドライバーさんなどにもすごい福音です。

慣れないうちは多少痛いですが、それなりの良い刺激がある訳で血行が良くなりとても温かです。
刺激が強過ぎる時は厚めの靴下をはけばよく、それでもきつい方は別に靴屋さん等で売っている厚さ1mm位の厚さのクッション地にツボに応じて凹凸をつけた靴敷が好適です。
東京を守ってくれる
 警視庁の交番 はどんなに寒い夜でもドアを開放せねばならないそうですが、そのお巡りさんにも多くの愛用者がおられます。 足の冷える方には絶対にオススメです。 こちらは靴屋さん等で、確か1,029円です。

非常に大切なのは、これらが
心臓の負担を軽くするということです。 高血圧の方にはもってこいです。
つまり、足裏の冷えやしびれ、痛みは足裏から発する ”良い血液をくれー”との叫び声であり、それを察知して心臓に対して ”大至急足裏に血を送ってやれ”と命令するのが脳の役目ですが、足裏は足裏で、満足するまで ”まだ来ない、まだ足りない、早くもっとくれー”と叫び続けます。当然脳は心臓をせかせ続けます。

こうなると
心臓という名のポンプ は無理をしてもっと高い圧力 ( 即ち、”高血圧” ) で一生懸命に血液を送らざるを得ず、大変疲れます。 これこそ正に”悪循環”で、心臓は大きな痛手を受けてしまいます。
足裏は血流の交通の要衝ですが、全身の血行に対する最大の阻害要因の一つでもあるのです。逆に足裏がしっかり支えて全身各個所からの叫びが減れば、 心臓の負担も軽くなります。 当然歩く力も増えて歩行の安定度も増します。 本人の活動範囲も広がり、 気持も明るく なって睡眠にもよい効果をもたらします。

ただ、 一挙に長時間使い過ぎると往々にして動悸を感ずることがあります。 これは危険信号です。 この危険信号は絶対に無視してはなりません。 動悸の理由は、急に体のあちこちの活動(代謝)が活発になって一斉に血液の供給を要求するのでそれまでの全体的不活性のままでは対処し切れなくなってしまうからたと考えています。 更に追求中です。
命こそ何にも増して大切ですから、危険信号に対しては直ちに超真剣な対応が必要です
自動的かつ自主的に一斉にリハビリが始まるのは大変喜ばしいですが、他方では急激でなく日にちをかけて徐々に改善して行かないと、却ってあちこちのバランスが大きく狂い、最悪は命を落とす危険もあります。  直ちに外し、座るか横になるべきです。

自分の体から出る信号(特に危険信号)に最大限耳を傾けつつ超慎重に進めるべきです。その "信号を聞く(感じ取る)"習慣" がつくまでは、先ずちょっとでも異常(頭重やめまい、のぼせ、ふらつき等)を感じたら直ちに中止して 安静にし、納得出来るまで専門医の診断を受ける必要があります。 特に心臓や脳も含む致命的な重大な病気が潜んでいるかも知れないからです。


4. 特許を取得

私共はトイレの消臭剤で日本唯一の特許(第2130740号)を取得済みです。
この商売は、芳香剤や化学薬品を使えば何も天然原料など使わずにずっと安いコストでごまかせます。私達でさえこれらを見破るには経験を積んだ技術者による多大な力と時間を要します。 
つまり労力もカネもかけず、高度な専門知識も使わず、多額の設備投資も努力も要らず、手軽な金儲けには消臭剤は格好のビジネスらしく、新規参入業者が後を断ちません。私共もその誘惑に常に直面します。
”それに踏み切れずにいつまでもロクスッポ広告費さえ捻出できずに微細企業で留まっているのは、愚直で臆病だけなのか”と考え込んだ事もしょっちゅうです。それだけに、テレビの常連大口スポンサーでもある大手メーカーでさえ持っていない”消臭剤の特許”をとれたことは大きな誇りになります。 とても嬉しいです。

高名な歯科医師さんであり、エッセイストでもあられる田沼敦子先生(御夫君は文化功労者で紫綬褒章受賞者・日本撮影家協会会長の写真家・田沼武能東京工科大学教授)や、東京・福岡で”サチコクッキング”を開かれ、テレビの料理教室常連の村上祥子先生もずっとご愛用下さってい
ます。
最近では、旭川の有力ベンチャーであるクーコミュニケーションズ(有)も優秀製品と認めてくれましたし、田沼先生が尊敬される鈴木祥井先生(の奥様の鈴木歯科医院、神奈川県二宮町に在)
も採用下さいました。 東京白金台にある東京大学医科学研究所病院でも、そしてある戦国武将の末裔の方もお使いです。 社会的地位は低く地味な分野ですが、介護や生活の快適化のお役に立っており大きなやりがいを感じています。

とりわけ私達が感謝と畏敬を感じるのは、無名の私達の製品を取り上げてずっと使用し続けてきて下さったお客様、特にいくつかの特別養護老人ホーム職員様方の
”更によい仕事のためには常識や先入観にとらわれずに挑戦"なさる真摯さ、貪欲に事実を追求して洞察される力の凄さと恐ろ しさ” です。 どんな社会でも通じるその素晴らしいお姿に常に無言の励ましを受け、その方々のおかげで事業を継続させて戴いて来ました。 特許の取得が多少なりともこれらの恩人の方々への恩返しになれば嬉しいです。

一方私達の製品も決して完全無欠ではありません。
上記と同じような態度で私共の商品を試された結果、その欠点を直ちに指摘されることもあります。 そんな時は正直言って耳が痛いですが、逆に今後の課題を鋭く指摘されるわけで、大変役に立つことも多く、やはりその凄さに心から感服、感謝する事もしばしばあります。 



5. 60才過ぎたら水中ウオ−キング

私は今(2004年6月)62才です。 小さい頃から足首など身体が硬く、かかとを上げないとしゃがめません。 身体全体も硬く、当然運動神経も鈍くて小学校の時から体操が苦手でした(駆けっこだけは平均より速かったですが…)。 もうずっと慣れてしまい、足は冷えるものの特に障害はなく、50才頃からは足底の感覚が徐々に薄くなって真綿の上を歩くような感じになりましたが、それでも生活上は大して不便を感じませんでした。     
しかし60才頃からはその異常感覚や冷えが徐々に上ってきて歩くのもヨタヨタするなど足腰の衰えを切実に感じるようになり、生活にも支障が出始めてこのまま進むと比較的早く人生おしまいかと怖れました。

一方商売は上向きで全国に売れ始め、更に
自身のひ弱さから得た健康論がかなりのお役に立てるようで 、 健康コンサルタントとして講演をすることも増えました。 JRは高いし、どうせなら配達や引取り等の荷物運搬もしたいので大概車で出かけます。 県内や都内、近県は高速道路を使いません。ガソリン税と消費税でさえ大きな負担なのに、高速料金はそれらの合計のニ倍位するからです。つまり物流費が総計三倍になってしまいます。 そんなカネを商品代金に上乗せしたくないし、我々には負担能力もありません。 その分自分達が苦労すればよいのです。

とはいえ土地勘が悪いので往路はさんざん迷って到着までに時間がかかるは、復路は今来た道をもう忘れてとんでもない所に行ってしまうはで帰り着くまでにくたくたに疲れ果ててしまいます。
”ドイツでは数十年も前に出来たアウトバーンは無料なのに日本では超高額であり、料金所前後の渋滞とガソリンの無駄等、運転者の負担と健康、経済に及ぼす影響が大き過ぎる”と嘆いていても誰も助けてくれません。 この国ではその分自分達が苦労するしかありません。

体の異常の主因は血行不良です。
新聞で読んだ水中ウオ−キングを始めました。 温水プールに1〜2時間程つかって前後左右に歩いたり、足の屈伸、プール壁にもたれて交互に片足を上げ、土踏まず、かかと、足首、指、指股、ふくらはぎ、甲、膝、その上、その下、その後ろ等、腰の前、後ろ、お尻の前横、その後ろ、首、頭蓋骨の周辺、後頭部、頭のてっぺん、目玉の廻り、目、頬、口の周辺等を 思いっきり強く揉んだり、腕、首、足首をぐるぐる廻す等やってみます(深さTm強の市営プールで2時間300円)。
柔軟体操等最も苦手で嫌いな私ですが、
水中だと意外に楽にやれるし長時間片足を上げていても疲れず、転んでも怪我の心配もなく たった1時間で身体が楽に、軽くなるのが実感出来るので毎日でもやりたいほどです。やった直後は血行が確実によくなり、冷えも少なく腰痛も緩和し、疲れ難くなる等の効能を楽しんでいます。 メシ(幸か不幸かお酒も更に)うまくなりました。多少体力に自信が出来て、以前からある腸のポリープも心なしか小さくなったように思います。
つまり自然の流れに順応していることを感じています。  続けていれば無くなるかとさえ思います(勿論必要な検査は怠りません)。これらをさらに多くの人達が実践出来るように理論化体系化すれば、人類の健康に対する歴史的貢献にさえなる筈です。
70、80歳でやっておられる方もいます。 もっと普及してもいいと思います。

ただし夏樹静子さんが言われるように”身体は最高のミステリー”ですから、この理論の体系化には東西も含めたほかの医学、スポーツや哲学等の自然・社会科学も含んだ総合的な知識、整理、洞察力等の総動員が必要です。
それなのに、誠にお寒いことにソクラテスやキリスト、釈迦、本草綱目の時期から何千年、何百年も経った21世紀になってさえも、未だ東西医学の融合さえやれていないのですから大変です。
これを実践して普及させるにはこれら全てを兼ね備えた人でなければならず…と頭が痛くなりか
けました。 まあ、自分の仕事じゃないから…と思っていたのですが…。

ありました。 ありました。 ものすごく心強い先駆者(実践者)を見つけました。
メルボルンオリンピックの懐かしい銀メダリスト山中毅さんが既に始めておられます。
"水中運動は健康維持に最適です” との事( 竃k村社会保険出版。03-3940-9780の雑誌”長陽”参照)。
ご自身が糖尿病との格闘の中から独自に編み出され、水中運動の教室(一回約2時間)を主宰されているとの事で、”60歳代になると週二回はちょっと多すぎ、かつ無理をせずに自分の身体に
少しだけ負荷を加える、それぐらいがいいんです。それでも次第に効果が現れてきます”とのお話には生きものとしての人間を鋭く科学的な観察眼で捉えつつも、暖かい愛情を注ぐお姿さえ感じます。

お若い頃に既に世界超一流スポーツマンだっただけに、その後の大変な苦労の中から高い哲学までも身につけられ、今後の人類の健康のために大きな一歩を踏み出されている事に心からの安心と信頼と期待を覚えます。 歴史的試みであり、 二十一世紀は人類の健康が大きく向上する第一歩になると確信します。”山中選手”のこの”運動”がぜひ世界的に広まるよう願う者です。
そしてもう一度、
山中がんばれ、山中がんばれ。


6. 口腔ケア

61才になって最近やっと発見したんですが、人生というのは毎日が初体験を更新していくもの、そして肉体も毎日変化して行くものなんですね。 こんな大切な事実に初めて気付きました。 子供の頃以来”ジジババになれば既になんでも経験済みで、毎日が悠々と過ぎて行くんだろう”と思っていました。

しかし ”老化の経験”でさえ、それまでに遭遇した事のない新しい事実を体験する訳 で、最近86才で亡くなった義父が80才のお祝いの時に、” 人生80年生きるのは大変なことだ ” と、しみじみ言っていた意味がよくわかるように思います(あーあ俺も歳をとったなあ)。

こうして2003年には顧客層は確実に広がり、何より私自身も結構よく活動出来た嬉しい年でした。そんなわけで、”今年は精一杯働けた(”儲けた”じゃないです!!)し、年末はプールも数日間休みだからよく休んでみんなとたっぷり呑もう”と、とても楽しみにしておりました。

夜明けに右上の歯茎が痛くて目覚めたのが、なんと暮の30日。
普段なら私の家から歩いて2〜3分のところにある高浜デンタルクリニック(院長さんは有名な歯科医師の田沼敦子先生)で診て戴けます。私が育った三重県の山村からみれば信じられない程の近さで、歯の事は普段全く安心でお任せし切っています。しかしさすがこんな時期に開いている筈はなくご自宅は東京だし、楽しみだった夕方のスケジュールも全部キャンセルせざるを得ないようで、暗然としてしまいました。

因みに田沼先生の病院では治療がとても親切で丁寧です。
治療前後には我々素人にも解りやすいように懇切丁寧な"informed consent"(患者の納得を得た上で治療を施す)を尽くしてくれますし、特に素晴らしいのが治療終了後の患者に対する教育です。
先生は、
”8020運動”という、80才になっても最低20本の歯を残そうという運動
を熱心に推進されていて、先生もスタッフの方々も、我々にもわかる易しい言葉を選んで説明をして歯の健康の重要さを覚らせ、加えて患者自身がそれを会得継続出来る様にトレーニングしてくれます。
二十数年前、私が妻に薦められて初めて診て戴いた時、”歯周病にかかっている”と初めて教えて下さったのもこの先生でした。 それまでに既に十数年間、10人位の歯科医さんに治療を受けていたのに初耳、こんな重要な事をそれまでの先生方は誰一人言ってくれなかったのです。

ただ正直申しまして、私は臆病で歯医者さんの待合室であのキュイーンという回転音とガーと削る音を聞くと、尻が浮いてきて年甲斐もなく逃げ出したくなります。 診療台はギロチン台であり針のむしろであり電気椅子で、乗っただけで声は上ずり、唇は震えだし、喉は乾き…。 ですからこのお医者様をいくら尊敬しようと先生達がいくら親切にして下さろうと、なんとかして行かずに済むよう必死の努力しております。
ただこれは私だけではない筈で、仮にもし ”日本歯医者さん大嫌い連盟”とか”全国キュインガ−恐怖症候群患者友の会”なんて出来たら、結構会員が集まるのではないかと思います。

尚この年には全く逆の嫌な経験もしました。
耳づまりがあり平衡感覚もおかしいと感じ、喉が荒れ咳も出て心配なので或る耳鼻咽喉科の医院に行きました。 待っている間診察室からはひっきりなしに幼子の泣き叫ぶ声が聞こえてきます。
私の番がきてまず問診を受けたのですが、患者の扱いが乱暴でこれでは泣くのも当然と納得。

その後助手達による色々のテストを受け、再度診察室に通されましたが何の説明もないまま終りかけたので聞こうとしたら、 患者くんだりが質問などするもんじゃない と言わんばかりのお叱りを受け、もちろん病名なんぞ教えてもらえず、1万数千円とられた(国保ですから、この医院にはこれだけで四万円程入る筈)挙句に電卓の兄貴ほどのレジから出てきた2〜3行金額だけ入った切手ほどの大きさのレシートと次回の予約日時を記入したカードを渡されただけ。

おまけに次回そのとおりに行ってカードを出そうとしたら、”予約があってもダメです。 3時間後ならいいです。”
そして再度それに従って行ったら同じ人から ”予約があったんじゃないですか”とどやされ、やっと順番がきて ”病名は?” と聞こうとしたら、医者はそれをさえぎって反対に”肩こりがありますか?”と質問してきました。 そして X線写真などみて、”結構です。 はい、次の人”。

こういう医師向けに私が用意している言葉があるのですが、口に出すのを辛うじて抑えて早々に退散し、 こんな医者にはもう二度と行くまいと固く決心しました。 ”お医者さんだから”と、疑うことなく通って来る子供の患者さん達と、お母さん達ががかわいそうです。
日本は実に広範囲の人格の持主達に医師の国家免状を出したもんだなあと、そのふところの深さに心から寒(感でなく)心を覚えます。 21世紀なんてまだこんなものか!と情けないものです。
勿論大部分のお医者さん達はこうではない訳で、上記のような不心得者が信頼を大きく損ねている訳です。 ただ患者側も医師を選ぶ目をもっと肥やし、不満なら注意するか(但しそれを聞き入れるどころか、却ってどやされるのがオチ)直ちに切りかえるべきです。 それをせずに惰性や遠慮でそこに通うなり入院し続けるとしたらこちらの責任ですし、大体が自分と国の金を無駄遣いすることにもなります。こちらにだって医師を選ぶ権利と、そして責任もあるのです。

話を元に戻します。
まず痛みを沈静化させる必要があり、普段から使っているアセス(ドロッとした歯磨き状、製造発売元は佐藤製薬)を使って軽く歯茎のブラッシングとうがいと口すすぎをし、再度アセスを歯茎に塗り付け、コップと歯ブラシと共に枕元に置いて数分〜数十分おきに口にたまってくるネバネバをコップに吐き出して、朝までともかく”その場しのぎ”に精出しました。 
朝起きると痛みは少しひいており、その日1日中繰り返したところ確実に軽減。 そして、歯ブラシでそこの歯茎をもうちょっと押さえてみたらそれなりの痛みがあり、因みにほかの個所もあたったところ、全く同感触の個所がいくつかあり、つまりここも病根らしいからやっつけちゃえと、一寸興味と元気が出てきました。 おそるおそる翌日夕方のスケジュールを復活させる事としまして、更にひょっとしたら歯槽膿漏もなおせるかも…。

年末年始この作業を毎日続け、夕方のスケジュールも滞りなく全部念入りにこなして2004年は二日酔いで迎えました。 さすが歯槽膿漏はとても治りそうもありませんが、歯茎の痛みはドンドンひいてそれにもうひとつ特筆すべきこととして、個々の歯が一本一本生きているという快い感触を何十年ぶりかに取り戻しました。
こうなるとたちまち、”もう少し続けてから田沼先生に報告し、診て戴こう”という結論に達してしまいます。今のところ痛みも再発せず、喉の不快感も咳もなくなり、且つ自分自身の身体を実験台にして頑張っているという勝手な屁理屈も考えつきまして、これまで数ヶ月キュイーンの椅子に座る事からの逃避に成功しています。 しかし来月にもお世話になろうと思っています(”決心してない”だけです)。

ともかく口腔ケアの大切さは身にしみました。加齢に伴う色々な事も経験しました。
且つ優れた医師の真剣な助言には重要な意味があり、患者自身の利益(健康)に直に結び付くという事も思い知りました(それでも実行をサボりがちで、”喉元過ぎれば…なんて、うまいことを言ったもんだなあ”と他人事のようになりかけ、これじゃダメだと必死に自己の弱さと闘っています)。今回の経験は仕事上の主な顧客層である老人施設への適切な対処をする助けになるかも知れません。 そうでありたいと思っています。


7. お風呂

私はお風呂が大好きです。30℃から36℃位の湯です。2時間〜3時間下半身を浸かっています。
私にとって入浴は、垢を落とすよりも、生命維持のためになくてはならないものです。
ぬるま湯にどっぷり(と言ってもみぞおちから下の下半身だけ)と浸かってじっくりとあちこち揉みます。土踏まず、首や腰の後ろ側等の痛いところ、しびれるところ、手足の指の先端や指の股を揉むわけです。
さわってみて痛いところはすべて異常のあるところです。 そういうところを思いっきり強くぎゅんぎゅんと、そして時にはズルッとずらしながら揉みます。

一箇所を充分に揉んでやると、今度は他の個所が、ここもやってくれと要求してきます。
もちろん声を出す訳ではありませんが、或る箇所を揉んでやってそこの異常感が軽減すると、他の箇所が台頭してウズウズとし始めます。 そこを揉んでやると次にはまた別のところが…という具合で、膝の後側、三里の灸の部分、腰の後ろ側、ちんちんの左右の凹んだ部分、肩等いくらでもあります。

一通りやると、治まるところがでて全体の体調が多少なりとも軽快になっています。 ところが、”もう一回やってくれー”と言ってくることもしょっちゅうです。 これは、まだ完全には治りきっていないということを意味します。 根気よく繰り返すか、又の機会に揉んでやるしかありません。
或いはウオ−キング等で、ともかくそこに新鮮な血を流れ込ませることです。

要するにこれらが東洋医学のツボの筈です。 つまり
ツボというのは、東洋医学の神秘など理解し得ない私から見ると、”川に浮かぶごみの溜り場の様に血流を阻み勝な重要箇所”であると共に、”或るツボは特定の臓器への血流を左右する” と考えて良い筈です。ツボ以外にも、ともかく端に行く程異常が多いです。血が行き亘らないからです。
これらも満遍なく揉んでやるべきです。 目玉の廻りを念入りにこすり、耳の付け根と後ろ廻り、鼻の廻り、頬、あご、頭のてっぺん等、ともかく体の全ての外面をもんでやります。

何回かやっていると、自分の体の弱点が見えてきます。
例えば私は心臓が悪いですが、その外部(左側の肋骨)あたりを触ると痛いです。 従ってその辺をよく揉んでやります。 腸(特に左側のS字結腸のあたり)も念入りに揉みます。

湯の温度については、体温(37℃前後)程度なら、長時間も湯疲れせず快適です。
この理由は、 恐らくこの温度が母親の胎内の羊液と同じであって、人間はいくつになっても自分自身の生まれる前の環境の快適さを本能的に覚え続けており、それを思い出させる温度だからと考えます。それよりちょっとぬるい(35℃位の)湯なら、頭まで浸っても気持よいですし、これなら人間の体の活動を若干抑え気味にしますから、危険はないと思っています。
ただ、30℃よりぬるいと風邪をひいたりします。反対に38℃より高い湯に長時間心臓の部分までつかっていると、動悸が激しくなり危険です。自分の体の声に注意深く耳を傾け、危険を予知、察知すべきです。 一つしかない自分の体です。 大事にするしかありません。

私は医学的な専門知識はなく、只のエンジニアの目で人生の全てを見ます。 自分自身も親兄弟も女房子供も機械もパソコンも自然現象であろうと全てエンジニアの視点で捉えます。 これはプラスであると同時にマイナスでもあります。

例えば、今私の自動車は、ハンドルを廻すときにキーキーと鳴ります。 エンジニアの観点からはどこかおかしくなければこんな事はあり得ません。 私はこれをメーカーの販売店に伝えて彼らと一緒に確かめた結果、彼らも”確かにハンドル鳴きがありますね。ハンドルの動きは重くないから
単なる油切れではなく他の理由です。 本社に問い合わせてご連絡し、誠意をもって処置します。大問題にはならないのでで少し時間を下さい”との事でした。
ここでは、 ”問題点は何か”をお店がはっきり把握認識していますから、これで半分以上は安心です。 あとは任せておけばOKと思います。

逆に、 いつまでも問題点がはっきりせぬ話を下記します。
私は永年” どうもふらふらする”と感じており、これまでに 近くの医院から始まって、鍼灸、漢方薬、カイロプラクチック、なんとか体操等、考えられるすべてを試しましたが何をやっても根本的な全快には至りません。

50歳の頃に、これでは恐ろしいと遂に有名な大学病院に行きました。
先ず内科であれこれと何ヶ月もチェックされ、いろいろの薬も処方されて試した後、”内科的には悪くない”からと耳鼻咽喉科に廻され、この科でもなんともなし。
こんな有名な大学病院で病名がわからんなんて、俺はよほどの難病なのかと不安を増幅させつつその後三年位かけて…科、…科、…科、…科、とたらい廻しされ、遂に脳神経内科で ”いろいろ検査しましたが、この科でも異常はありません。 気のせいだと思いますが、ご心配でしたら…病院精神科の…先生が有名ですから行って下さい。 紹介状を書きます”と最後通告。

そこに行ってみて ”自律神経失調症” との病名を戴き薬も出ましたが、効果なし。
三年の時間とお金もかけて、まあ致命的な急を要する欠陥はないらしいとわかりましたが、却って混迷を深めた感じです。 異常は感じ続けています。

エンジニアから見ればこの二つの病院は次の点で完全に失格です。
◎ 患者が具体的な問題点を訴えているのに、大学病院は最後に”気のせい”ですませた”。
本人が冗談や気のせいでこんなことを訴え、無駄な時間をかけることもなけなしのカネを払う筈もなく、むしろしっかりと異状(異常状態)を感知して正しく訴えていたのです。こんな事にさえ気付けないのでは、医師以前の問題です。
◎ 各”科”間にまたがる問題なのに、それが真剣に検討されていない。
◎ 二つ目の病院もあいまいな病名をつけて、その後の努力を怠った。

患者に何年もの時間と莫大なカネをかけさせたのに、問題点が何かという原点さえ把握できなかった上に、何の貢献もしていません。 更にそこで医師の養成をやっている訳で…。
正しくは、”本人の神経が確実に異常を感じており、そうやって訴えている以上、気のせいなどではない。 間違いなく本人のどこかの何かがおかしい。 但し我々はそれが見つけられなかった”というのが事実の筈です。 私はこの考えには”絶対”に近い確信があります。

こういう医者、病院には二度と行かないことです。 行っても自己の金と時間、国の金もを無駄使いし、最悪は被害に遭うかもしれません。利点は何もなく、直ちにここと手を切るべきです。
西洋医学の”科別”主義は長所も多いでしょうが、一人の人間の体は各部が助け合って全体でそれこそ一体として機能し、感じもして生きているのに、生きている間からまるでマグロのブツ切りや、豚の角煮のように解剖されてしまっては話になりません。

それに、”目と鼻の先”である筈なのに上記の大学病院でさえ眼科と耳鼻科は10mも離れています。 目から鼻に抜ける美人なんて身長がどれ位あるのか、想像するだけでも恐ろしくて怖い夢を見そうで眠れません。 地方によってはこの町の眼医者さんから隣村の耳鼻科医院まで何キロも離れています。  おかしいと思います。 いささか八つあたりあたり気味ではありますが……。
一方東洋医学の良さも実感するのですが、難しい(慣れない)漢字が山盛りの割には理論付けが乏しいし、500年近く前の”本草綱目”という本がいまだに尊重されるとしたら、その後の進歩は決して大きくはなかった訳です。

西洋医学は東洋人である日本人に多くの幸せをもたらしました。 一方東洋医学は西洋人にも充分効く筈です。大体が、東洋技術とか西洋技術などという分類なんぞありませんし、経済、商業、スポーツ等、医学以外の分野ではこれだけ交流が進んでいるのに、人生で最も大切な人命を預かる医学が21世紀になってさえ東西融合していないなんてあきれ果てます。外国でもこんな低いレベルなのでしょうか。 
すべての医学が融合して総合力を発揮すべきです。

最近故郷に行ってきたのですが、実母(86才)も私と同様の経験を繰り返しています。
即ち、
” 年初から随分弱った。 胸苦しいし、ふらつく。お医者さんはどこも悪くないと言われるし、処方された薬をのんでるが、効かない”等、私とそっくりです。 お医者さんの診たてまでそっくり です。  ”死ぬのではないか”と心配もしています。 私の目からもかなり弱って死にそうに見えたので、強いショックを受けました。

そして、
◎ カンフル剤を注射するつもりで、
◎ もう少し深く状況を把握したかったので、
”こんなアホなことを続けていたら、すぐに死んでしまう。俺に断わらずに勝手に死ぬな” と、大声できつい言葉を本人にぶっつけました。

やられた本人はまさかそうとは知らなかった筈で、大変申し訳なくさぞ辛かったでしょうが、
私自身がこの母親から生れ、同様の冷えとのぼせとの闘いを繰り返してきた身 (遺伝です)
です。そして、だからこそ私共のお客様の老人ホーム、更には病院等ででさえも ”健康論” なんぞをぶち、お医者様からももそれなりに評価を戴いている存在であり、その背景には多くの先生方から随分ご指導を戴いてきた人間です。苦しみぬいた経験に基くかなりの自信があります。
第一、母親に死なれたら困ります。
結論として、私が診た実母の状況は下記の通りです。
◎ 現状概況: かなり弱っているし、本人もそう感じている。 放置すると正月は越せない。
◎ 生命力:   全く問題ない。三年前より大して衰えておらず、まだ何年かは生きる力がある。
◎ 主な問題: 健康のバランスが極端に崩れている。栄養状態もよくない。この改善が先決。
◎ 総合判断: まだ何年かはもっと楽に生きられる。但し本人も更に自分の体の認識をする事 が
必要。 生活にも要工夫。 今後の具対策については高橋先生に指導を仰ぎ、母に助言しよう。
そしてその参考に、と以前にやってもらった私の健康チェックのことを思い出して、メモを引っ張り
出しました。 詳細を下記します。



8. 私自身の健康チェック

東京江東区の地下鉄東西線東陽町駅近くに富士薬局という老舗の薬屋さんがあります。経営者(ご主人)の薬剤師・高橋康利先生は実に親切、かつ人間の体を知り尽くしておられる方でして、高度のチェック能力を有した機械も駆使して私の心身の根本的な問題点をなんの苦もなく暴き出して下さいます。
といっても大袈裟ではなく、痛い目に遭うこともなく、座っていてたった数分で結果が出ます。数年前にやって戴いた私の健康チェックの結果は次のとおりでした。

A.結果の概要:
  1.加速度脈波:   OK
  2.血圧:        OK
  3.動脈硬化指数: OK
  4. 所見:
一見健康で、どこも悪くはない”ように見える。しかし更に分析すると、いくつかの大     問題がある。
B.問題点:
  1.基礎代謝:
    高過ぎる。心筋梗塞、脳梗塞、くも膜下出血、癌になり易い状態。
    エネルギーが空回りし、活性酸素を多く採り過ぎている。活性酸素は細胞を傷つけ、老化させ、     癌化させる。 癌は老化と同様の現象である。全体的に小林さんは消耗し切っている。
  2.脈拍:
    高過ぎる。心臓への負担が大きく、又大動脈弁が早く閉じ過ぎる(普通は30前後であるが、小林    さんのは21)。 MRI、CT、ポジトロンで測っても脈拍が高いと異状を発見できない。脈拍を低くし     ないと活性酸素を採り過ぎ、早死する。
  3.血行:
    毛細血管で逆流、沈滞、瘤がある。
C.対策:
  1.基礎代謝を低くするために:
    適度の運動は必要だが、やり過ぎはよくない(一般に運動選手は早死する)。
    酒は2合以内にし(飲み過ぎると、直腸癌にかかりやすい)、ベータ・カロチン、アルファ・カロチン    が癌細胞を阻止するので、それらを沢山含んだ黄緑野菜(白野菜でもよい)多く採れ。果物、人     参ジュース、かぼちゃも良い。カルシウムを多く含んだ海藻も有効。塩分は控えめに。
  2.脈拍を低くするために:
    ゆったりとリラックスせよ。そうすればナチュラルキラー細胞が増えて癌細胞を殺す。 冠元顆粒(    商品名:冠心2号、アルツハイマ−症にも有効)、プログリーン、ビタミンC、Eもよい。
  3.血行をよくするために:
    ぬるめの湯に下半身浸かって、手足、指、全身のツボをよく刺激し、揉むこと。講談社の ”ブル     ーバックス” をよく読むと良い。

私はこれををメモしたものの特に深刻とも思わず、以後何年も先生ののアドバイスを軽視した生き方をしてきました。先生にはこのチェック以降はお会いしておらず、今回実母のことで相談に乗って戴こうとメモを引っ張り出した訳です。

当時先生が指摘してくれた問題点が今どんどん顕在化しています。 改めて先生の凄さに気付き、驚いています。30年前から懇意にして戴き、商売上もお世話になってきたのに今頃…です。

今回先生に電話して実母の事を話したところ、先生の方から

”お母さんが頭が痛いとおっしゃっているなら、やはり本当に痛いんです。 そしてなにか問題があるんです。 よろけるのにはそれだけの理由があるのです。手足の指がしびれるのには、やはり理由があります。”
とのお言葉です。
穏やかな話し方と全く威張らぬお姿にも関わらず、本人の苦しみを実に鋭く洞察されて、対策を次から次へと教えて下さいます。 やはり東京には立派な方おられるもんだと感心します。

私は何の親孝行もせぬままに実父と義父を亡くしました。
少なくとも実母、義母には少しでも孝行したく、高橋先生のご指導を仰ごうと思います。
もう一度母の実情を聞いた後、早速東陽町にお邪魔してお願いしてみるつもりです。


9. 口は第三の排泄器官(?)

確かに口は私達の体に栄養分や水分等を取り込む入口です。
そして言葉をしゃべってコミュニケーションをはかる大切な器官でもあります。
声楽家の商売道具(失礼ですが)でもあります。 甘い接吻にも大活躍します。
”への字”に結べば不快を表し、わなわな震わせて怒りや恐怖をを表しもします。
しかしもうひとつはるかに根本的で重要な役割を果たしていると私は考えます。
それは”口は大便器官、小便器官に匹敵又は補完する第三の排泄器官”ということです。


私は63才。歯周病の持主です。 年をとって徐々に不具合が大きくなりつつある現在、”口腔ケアはそれこそ口先だけの問題ではない。 もっと人類の寿命やQOL (Quality Of Life。 生命の質、つまり生きて行く上の快適度)、そしてADL (Activity of Daily Living。日常生活の活動度、つまり若い頃の活発な日常生活を保てる能力)を上げるための極めて重要な分野”と、根本的な考え方の革新が必要と思っています。

この考えの発端は次の通りです。
2004年秋の午後私は2時間位車の運転中で、もうすぐ目的地でしたが、前夜の呑み過ぎもたたってか目はしょぼしょぼ、頭もぼうっとしてブレーキ等の扱いもおろそかになり、失神しそうになりました。
仕方なく道のそばの大きい家の前に車を止め、もう歩けないほどに疲れきっていたので運転席に座って
目をこすり、
頭も外からマッサージし、
脚のツボも足裏もマッサージし、
口のまわりを指で良くマッサージし、
口にはアセスを含んでしばらくすると溜まってくるしょっぱい唾(痰?)をペットボトルに掃き出し、等と、車の中で約一時間繰り返し、なんとか運転が出来るようになって目的地に辿りつきました。
翌日は多少楽になりました。

ここで気にとまったのは、目的地に着くまで全く用を足してなかったということ。 しかし疲れがある程度とれたということ。 そして午後までの24時間に掃き出したしょっぱい唾(痰?)が約400mlという驚くべき量です。つまり、しょっぱい液が疲労毒素を持って行ってくれたのでは?という推測が成り立ちます。

つまり、歯周病があるから体に炎症が起きるのでなく、逆に炎症があるからこそ、その害を最小限に押さえるための自衛策として、口から毒素を排出しようとする、そしてそれが留め置かれて出口の付近で排出されずに炎症を引き起こす、それが歯周病であるというのが順当ではないでしょうか?

同様に、
歯周病だから糖尿病になりやすいのではなく、糖尿病だからその毒を口から出そうとするが、排出されないから体内に残って歯肉を傷め歯周病になる、
同様に、
動脈が硬化すると心筋梗塞などの危険性が高まるのでCRPというたんぱく質が増えて危険信号を鳴らし、歯から毒素を排出しようとしてままならずに歯周病になる等等。
プロの方々のお力も借りて追求してみます(2005年4月30日)。


10. 第二の国歌準備会

2006年8月26日の朝日新聞のe5面で、聖路加国際病院理事長、且つ現役最高年齢の現役医師であられ、他にも驚異的な多彩な活躍をされている日野原重明先生が、
第二の国歌を全国から公募して欲しい。
公式行事には「君が代」でもよいが、若者が参加する華やかな国民行事には、第二の国歌を。心を高揚させ、友情と平和をたたえるようなもう一つの国歌を歌いたい。 
という趣旨の提案をされています。

私も以前オーストラリアから客を招いた際、彼らが歌い、我々も一緒になってワルチング・マチルダを一緒に歌い、彼らを羨ましく思ったことがあり、上記の提案には大賛成です。 
ネットで調べてみたら、世界中で第二の国歌を有する国は沢山あり、日本のような有力国でありながら、一つだけしかない方が、珍しい感があります。 

とはいえ、誰かがこのプロジェクトを具体化する必要があります。
誰かが全国から公募し、選ばねば、絵に描いた餅で、何時までたっても実現しません。

そこで、身の程知らずを承知の上で、その実践者の一人として、名乗りを上げます。
準備会を立ち上げます。

当分、会社の通信機能を活用し、遂行責任を果します。
こうすれば、兎にも角にもプロジェクトがスタートするからです。
何からやればよいのか、どう進めればよいのか、試行錯誤を重ねながら進めて行きたいと思います。
適当な人材が現れたら、役目を代わればいいのです。同じ思いの方々、是非ご連絡下さい。尚、本件は営利目的ではなく、会社の業務とは全く無関係とします(2006年8月28日)。